家族ではじめるデュエル・マスターズ 後編:道具編

本記事は小学校低学年~中学年のお子さんを持つ親御様向けに執筆させていただいております

前編:基本編
 はじめに
 精神的成熟度
 読解力
 ルールの習得
後編:道具編
 デュエマ専用カード40枚
 スリーブ
 プレイマットなど

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【後編:道具編へ】

後編はデュエマを遊ぶために必要な道具と、
あったほうがいいかもというアイテムを紹介させていただきます。

デュエマ専用カード40枚

(デュエマのカード、一番右は裏面)
デュエマはトレーディングカードゲーム(TCGと略す場合も)ですので、遊ぶためには当然その専用カードが必要になります。
必要な枚数は40枚ジャスト。(多くても少なくてもダメ)
これはルールで決まっている枚数となります。
デュエマではこの40枚セットのカードのことをデッキと呼びます。

カードはTCG専門店で手に入るのはもちろんのこと、大型電気店(ジョーシン、エディオン、ヨドバシなど)やリサイクルショップなどでも手に入れることが出来ます。
(筆者の近所のリサイクルショップでは1枚10円で売ってくれています)
基本的にパックと呼ばれる袋の単位で販売しているものですが、これは1パックに付き5枚のカードが封入されています。ですので5枚×8パックを購入すれば必要な枚数はそろえることが出来ます。
1パックは150円前後ですので1200円ほどで必要な枚数が手に入ることになります。

(デュエマ新1~4弾のパック)
が、しかし、何もカードを持っていない状態(+初心者)ということであればこの方法はあまりおすすめできません。
何故ならデュエマの販売元であるタカラトミー社から、これから始める人を対象にした40枚セットの構築済みデッキがリリースされているからです。

なぜ構築済みデッキをすすめるのか、理由は以下の3点になります。
1、価格が安いから
2、バランスの取れた使いやすいデッキだから
3、そのバランスを学ぶことが出来る
の3点です。

デュエマでは実際の対戦はもちろん大事ですが、それと同じかそれ以上に重要なのがデッキを構築する作業です。
この構築で対戦の勝敗が既に決していると言っても過言ではありません。

巷にはデュエマプレイヤーが作り出した様々なデッキが溢れています。
コンセプトがあり、狙いがあり、効率を求め、幾何かの対策を仕込み、実践的に戦えるようによく練られ作りこまれたものです。
ただ、そういったものを1から作る場合、「知恵」「知識」「適切なカード」「経験」が必要になってきます。

しかしこれからデュエマを始める方にはそのどれもまだ持ち合わせていません。
「知恵」「知識」「適切なカード」「経験」
その何れもプレイを重ねた日々で蓄積されていくものです。

なので私は初めてのデッキとして、
安価でバランスが取れ使いやすい構築済みデッキをおすすめするのです。

この構築済みデッキ、いくつかあるのですが下記のようなものがあります。

DMSD-01 NEWヒーローデッキ ジョーのジョーカーズ(定価900円・税別)


DMSD-02 NEWヒーローデッキ キラのラビリンス(定価900円・税別)

DMSD-03 NEWヒーローデッキ ボルツのB・A・D(定価900円・税別)

漫画及びアニメ「デュエルマスターズ」に登場するキャラクターたちが使用するデッキ3種類になります。
主人公「切札ジョー」使用、ゼロ文明の「ジョーカーズ」デッキ、
「輝(キラ)ヒカル」使用、光文明の「メタリカ」デッキ、
「ボルツ(ぼっさん)」使用、火文明の「ビートジョッキー」デッキ。
どれも使いやすくて強いおすすめのデッキです。
見た目で選んでみてもいいでしょう。

追記:
2018年1月現在、
上記3種のうち、ボルツのデッキは比較的簡単に手に入るのですが他2種、特にキラのメタリカデッキの入手が難しい状況です。

追記:
2018年3月に新しい構築済みデッキ(スタートデッキ)が発売されました。
以下の2種類です。


ジョーカーズ・弾銃炸裂・スタートデッキ


オウ禍武斗・マッハ炸裂・スタートデッキ

どちらも超おススメのデッキです。

スリーブ

(筆者お気に入りスリーブ、安い、強い、滑らない)
デュエマのカードは勿論そのままでもプレイすることは可能ですが、現状では殆どのプレイヤーはカードにスリーブと呼ばれるナイロンまたはプラスチック製の保護袋に入れてデュエマを楽しんでいます。
これは大事なカードを保護するというのが第1の目的なのですがさらにもう一つ、カードにキズや折れが付くとその損傷の特徴から伏せてあるカードが何であるかが分かってしまうと言う問題を防ぐためにも装着されます。

(スリーブを装着したカード、スリーブを2重にしている)
通称「マークド」と呼ばれるキズカードは伏せていてもどのカードなのか判別が出来てしまい不正の対象になってしまいます。
はじめは家族の中だけでプレイしているだけなので問題はないかと思いますが、徐々に友達や近くの大会に出るようになるとそのようなカードは自分にとっても相手にとってもあまり良くはありません。

(縁や裏面に多数の傷がありカードを特定出来るほどに特徴が出ている)
毎日遊んでいるとカードはかなりボロボロになってきます。
カードの保護という観点からもスリーブを着用することをおすすめします。




プレイマット

(リサイクルショップで500円×2枚で購入、大活躍している)
デュエマで遊ぶ際にプレイマットを下に敷くとカードを擦り傷から守ることができ、またこれが一番大事なのですがテーブルを擦り傷から守る事にも繋がります。
当初我が家では何も敷かずにデュエマをプレイしてたのですが、とある日を境に急にテーブルに傷が付き始め、一体これは何事だと息子と妻に確認したところ、「結構ルールもわかるようになったしカード持って友達と外でデュエルしてる」ことが判明。

(裏面はゴムになっていて滑り止めになっている)
そう、本人たちも気づかないような砂やほんの小さな小さな砂利石がスリーブに付着し、テーブルの上でそれらが擦られて無数の傷を作っていたのです。
これはいけないと即刻近くのリサイクルショップに向かい、プレイマットを2枚購入するに至りました。
以降、テーブルに傷が付くこともなく安心なデュエマライフを送っています。

(専門店にて1枚100円で購入したワゴン品、全く問題なく使えている)
数百円~数千円とかなりお値段に幅のあるプレイマットですが、カードとテーブルを守るためにもぜひ購入することをおすすめします。

デッキケース

(息子のデッキケース、デュエマのキャラが描かれている、専門店のワゴンで購入)
40枚のカードが揃いデッキが完成するとそのカードが他と混じらないようにどこかに保管しておく必要があるのですが、これにはデッキケースという完成したデッキを入れておく専用のケースがおすすめです。

(筆者のデッキケース、男は黙ってUltra-PRO®)

後述のストレージボックスに入れておいてもいいのですが、頑張って作った珠玉のデッキは専用のケースに入れておくとその実感、達成感はひとしおです。
また外に持ち出す際も落としてばらけたり、傷がついたりするのを防ぐこともできますので、大切なデッキはケースに入れて持ち運びすることをおすすめします。

(妻のデッキケース、なんとアニメのケースである)
デッキケースは様々な種類のものが販売されています。
アニメであったりゲームであったり、1デッキぴったりのサイズ、複数デッキが入るものと様々です。
是非お好きなデザインを見つけて大切に保管してあげてください。

ストレージボックス

(段ボール製ストレージボックス、安く、意外と強い)
デュエマのアニメをでは主人公やライバルたちが毎週強力な新カードを使用し、戦いを盛り上げます。特撮ヒーローのおもちゃのCMと同じ、それどころか特撮はなりきりグッズですがカードゲームのアニメは実際に販売されているものと全く同じものをアニメ内で使用してきます。
至極当然の結果として子供たちはそれを欲するのでカードパックの購入に至るのですが、パックでカードを購入するとデッキに採用しないカード、どうしても使えないカード、後で使ってみたくなるカードが溜まっていきます。
その保管庫として利用されるのがこのストレージボックスです。

(内観、仕切りを付けてカードを分類分けしている)
写真の段ボール製のもの【やのまんストレージボックス800】であれば安価で頑丈なので、お子様にもちょうどよろしいのではないかと思います。


新品サプライストレージボックス 800枚用 ブラック

そこら中にカードを散らかされてはたまりません。
我が家では整理整頓はキチンとするように言いつけております。
自分のものは自分で整頓し管理する。そんな意識をもって欲しいという願いです。

最後に

デュエマはとても楽しいカードゲームです。
読解力、ルール、マナー、計算、戦略、物の丁寧な扱い、物品管理と子供たちに学ばせたいことがたくさん詰まっている素晴らしい遊びです。
もしこれからご子息とデュエマをお始めになられるにつきまして本稿が微力ではございますがそのお力添えとなっていれば幸いです。

それではドキドキワクワクのデュエマライフを楽しんでください!

【前編:基本編へ】

【解説:ゲームのはじめかた】




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